白内障手術について 白内障手術について

白内障手術
cataract surgery

よくみられる術後症状

手術は痛いのですか?
点眼薬による麻酔で痛みはほとんどありません。
手術をすれば必ず良く見えるようになりますか?
白内障以外に網膜や視神経、角膜などに他の病気がある場合は、視力改善が困難な場合があります。その場合は術前検査の際に医師より説明いたします。
手術をしたあと、再び悪くなることは?
手術後数ヶ月から数年たつと、眼内レンズを支える膜(後嚢)が濁ってきて視力が低下する”後発白内障”がでてくることがあります。ただし、この場合は再手術の必要はなく、ヤグレーザー照射で濁りを飛ばすことで、すぐに元の視力に回復できます。 それ以外に網膜や視神経など他の目の異常をおこさなければ、良好な視力を生涯にわたり維持することができます。
手術後の注意点は?
手術終了後、徒歩で帰宅できます。手術翌日から眼帯装用も不要になりますが、目の状態が安定するまでの約1~2ヶ月間の点眼治療が必要です。
ほとんどの方が手術翌日から視力回復を実感できますが、回復の早さには個人差があります。手術後早期には、異物感、まぶしい(羞明・グレア)、青っぽく見える(青視症)、虫のような点が見える(飛蚊症)などの症状がでることがありますが、安定してくると徐々に消失します。
必要な治療を怠り、指示を守らず無理をすると重篤な術後合併症(眼内炎・黄斑浮腫など)をきたすことがあるので注意してください。
仕事や家事はいつから出来ますか?
簡単な家事や事務程度でしたら翌日からでも可能ですが、手術後1週間はなるべく自宅静養した方がよいでしょう。
重労働や激しい運動は医師の許可がでる数週間後まで控えてください。自動車、バイクの運転は眼鏡をあわせてからでないと許可できない場合もあります。
詳しくは医師と御相談ください。
車の運転はいつからできますか?
術後の定期検査で運転に問題ない視力であることを確認してから運転開始となります。早い場合には術後2~3日で運転が可能ですが、見え方に慣れていない可能性がありますので十分に気をつけて頂く必要があります。