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前代未聞の11個の講演

前代未聞の11個の講演

先日、日本屈折矯正白内障学会が京都で開催され、そこで講演させてもらいました。そこで11個プラス1個の公園をさせてもらいました。 大学の医局員の発表会で名前載ってるとかグループの先生の発表会でついでに名前載ってるとかではないです。 毎年、さまざまな学会でですが、個人としてこの数を講演するのは前代未聞レベルで多いと思います。大変でしたが、とても良い有意義であったと思います。それだけ、多くの眼科医に聴きたいと思われるパフォーマンスを発揮できているからかなと思います。いつかは、一般の方に向けても発信した方が良いかもしれませんね😊

ということで、講演した内容のまとめを書いておきます。目関連の手術でお悩みの方は、是非読んでみてください。これが最先端です。

🌟一つ目🌟
人工水晶体嚢のアジア初の成績を示しました。フェムトセカンドレーザーをやろうが、どんなに手術が、上手でも、眼内レンズを移植した後は必ず水晶体嚢は濁り、レンズの交換は基本的に不可能になります。そこを解決できた唯一のデバイスです。すでに多くの患者さんを救うことができており、成績もすこぶる良いです。今学会一番の問い合わせの多いものでした😊。

🌟二つ目🌟

前代未聞の11個の講演

他次に、ランチョンセミナーで、TECNIS Eyhanceアイハンスの講演です。保険で選べる少し、焦点深度が、拡張されたレンズです。グレアの発生量は低く、70%が、自覚なし。通常非球面レンズよりも近方で一段階視力よく、瞳孔依存量が高く、その解析について講演しました。

🌟三つ目🌟

前代未聞の11個の講演

次に、手術での視認性を高めるための講演でした。顕微鏡手術ですので、非常に細かい手術ですが、顕微鏡関連について良く理解してないと良い視認性を確保することができません。良いパフォーマンスを発揮できなくなります。全く新しい解析を持ってきたので、インパクトあったと思います🤭

🌟四つ目🌟

前代未聞の11個の講演

イブニングセミナーでご焦点眼内レンズIntensityにについて講演しました。この分野はレンズ沢山使いました、凄いでしょ?ではダメな分野で理論的になにがどうなのかが大事。だいぶ広まってくれて、多くの先生に取り入れてもらって光栄です。

このレンズの結果とどのように僕は見てるのかを示しました。凄い問い合わせ多かったです。

🌟五つ目🌟

前代未聞の11個の講演
前代未聞の11個の講演

乱視ってとても難しんですね。解決したら、屈折矯正の半分以上は解決することになります。更には多焦点と組み合わせると更に複雑です。これについて、詳しく説明させていただきました。毎週のようにいろんな先生から質問のメールがくる項目です。濃い講演でした😊

🌟六つ目🌟

前代未聞の11個の講演

難症例手術について講演しました。手術の難しい目というのはどういう事でそうなるのか、そうなった場合にどのように対処するのかが大事。僕が眼科分野に広め始めて5年?6年?になりますが、未だに低濃度笑気麻酔を知らない先生も沢山いてびっくりました😊

🌟7つ目🌟

前代未聞の11個の講演

今回の学会で一番の注目講演ではなかったでしょうか?アジア、日本ではもちろん初めての人工水晶体嚢の講演です。眼科医がほしくてたまらなかった、実現しそうでしなかったデバイスが実現しました😊 控えめに言って凄く良いです。間違いなく、自分が白内障になったら移植します😊 このぐらいインパクトのある威力革新はめったに無いと思います。

🌟八つ目🌟

前代未聞の11個の講演

これは五十嵐先生と一緒にやった仕事。ICLってかなり普及してますが、移植方法が前から好きになれませんでした。そこで、谷折りで移植する方法を編み出し、かなり前から実践してました。これをやると、レンズがひっくり返りません。かつ小切開で移植できます。世界最小切開の2.0でもいける代物😊 とても良い反響でした😊

🌟9つ目🌟

前代未聞の11個の講演

保険で移植できるプレミアムレンズのレンティスコンフォートとアイハンス、選定療養で移植できる、パンオプティクスとシナジー。どっちがいいの?っていう、ガチンコバトルを企画しました。予想通りの流れに笑笑😊 良い反響もらいました。なんでも聞いてください😂 誰よりも良く理解し、詳しい自信がありますよー😊

🌟10個目🌟

前代未聞の11個の講演

ここ最近、この手技が眼科分野では話題になっている?はずです。水晶体嚢脱臼手術における、カプセルサポート法、眼内レンズ脱臼手術における、レンズグラバー法😊 いずれも、自分なりにはいい思いつきだなって思います。広く広く広がることを期待してます。というか、広がってるか😊 いずれのデバイスも注文殺到で、直ぐに買えない状況となって閉まっているようです💦

🌟11個目🌟

前代未聞の11個の講演

レンズグラバー法関連の発表会ですね。間違いなく、今後はこの術式は基本術式の一つになると思います。メリットが多すぎるから😊

🌟12個目🌟

あウィンターセミナーで講演した内容が、動画プレゼンテーションとして会場で放映されました。これはついでにということで。

沢山の先生に感謝申し上げます。何より、リアルで沢山の先生に会えてお話しできたのが一番の収穫だったかな😊。

新しいクリニックも、VIP、難症例を中心に東北、関東方面から沢山オペに来てもらってやりがいを感じます。こういったところでも、色んな先生に繋がれるのは最高ですね😂

 

「野口三太朗のブログ」より再掲
https://ameblo.jp/noguchi-ophthalmologist/

ASUCAアイクリニック 仙台マークワンは、眼内レンズ手術、硝子体手術、目の周りのまぶたなどを治療する手術専門クリニックです。
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記事監修者について

野口 三太朗

  • ASUCAアイクリニック 仙台マークワン 主任執刀医
  • 社会医療法人 三栄会 ツカザキ病院 眼科 医長
  • 日本眼科学会認定 眼科専門医

専門分野は白内障手術・網膜硝子体手術。
数万件に上る執刀経験を持ち、海外からの情報をいち早く取り入れ、治療に活かしている。世界初、日本発という臨床研究を多く手がけ、最新技術の導入に努める。
日本眼科手術学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本白内障学会ほかの各会員。医学博士。

免責事項本記事は教育・情報提供を目的としており、個別の医療相談や診断・治療の代替となるものではありません。眼科治療を検討される場合は、必ず眼科専門医にご相談ください。医学情報は日々更新されるため、最新情報の確認も重要です。