眼科手術顕微鏡の視認性は設定で大きく異なる
眼科手術学会2023にて眼科手術顕微鏡の視認性の解析について講演しました。
一番よく見える顕微鏡で綺麗なオペを受けたいと患者さんはもちろん思うでしょうし、術者も見えない顕微鏡でオペはしたくないものです。
大体この分野に関してはフィーリングで比較検討されることがほとんどです。高い顕微鏡を導入しているのでというのは本当なのでしょうか。
こう言ったことは正しく解析評価されるべきと前から思ってました。
ということで、一年ほどかかってしまいましたが、顕微鏡の本当の見え方について解析することができました。
特に今回お話したことは、顕微鏡に搭載するレーザーフィルターとガイダンスシステムの影響です。これは現状として、付けないとオペできません。しかし、これにより大きく顕微鏡機能は低下します。
これをしっかり考慮したセッティングができている施設はおそらく、皆無かと思います。非常にインパクトある話なので、いつか何かにまとめて報告できればと考えてます。
「野口三太朗のブログ」より再掲
https://ameblo.jp/noguchi-ophthalmologist/
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免責事項本記事は教育・情報提供を目的としており、個別の医療相談や診断・治療の代替となるものではありません。眼科治療を検討される場合は、必ず眼科専門医にご相談ください。医学情報は日々更新されるため、最新情報の確認も重要です。