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多焦点眼内レンズ Tecnis Odyssey 最新情報(2024年7月)

多焦点眼内レンズである Tecnis Odyssey(テクニス オデッセイ)が世界中で販売を始めています。
J&Jのレンズ開発は毎回、CMも大きく、インパクトがあります。ドクターを含め、多数の問い合わせが多いため、現時点での情報をお伝えします。

正式な臨床成績はまだ未公開ですが、現状国際学会で話されている話題を示します。真実かどうかは後日検証します。
参考程度にしてください。よくある話ですが、間違った情報も海外を含め、多々流通します。

特徴

  • Odysseyレンズの物理的な形状は、若く健康な人が本来持っている水晶体の集光特性を模倣しています。その結果、光学的な歪みを最小限に抑えます。
  • 夜間の眩しさとハローを軽減
  • オプティブルー “と呼ばれる紫外線・紫外光フィルターが、日中の有害な光線をカットし、夜間のまぶしさやハローを軽減。
  • 瞳孔前方の不要な「きらめき」を除去
  • Odysseyは、瞳孔の前で光が瞬いているように見える “キャッツアイ現象 “を解消
  • 屈折誤差耐性をつけている。

 

テクニスオデッセイについての最新の情報はこちらをご覧ください。

当院取り扱い眼内レンズは、こちらをご覧ください。

ASUCAアイクリニック 仙台マークワンは、眼内レンズ手術、硝子体手術、目の周りのまぶたなどを治療する手術専門クリニックです。
完全予約制ですのでこちらのページから予約の上お越しください。
ご不明な点がございましたら、LINEお問い合わせページにて対応しております。

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記事監修者について

野口 三太朗

  • ASUCAアイクリニック 仙台マークワン 主任執刀医
  • 社会医療法人 三栄会 ツカザキ病院 眼科 医長
  • 日本眼科学会認定 眼科専門医

専門分野は白内障手術・網膜硝子体手術。
数万件に上る執刀経験を持ち、海外からの情報をいち早く取り入れ、治療に活かしている。世界初、日本発という臨床研究を多く手がけ、最新技術の導入に努める。
日本眼科手術学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本白内障学会ほかの各会員。医学博士。

免責事項本記事は教育・情報提供を目的としており、個別の医療相談や診断・治療の代替となるものではありません。眼科治療を検討される場合は、必ず眼科専門医にご相談ください。医学情報は日々更新されるため、最新情報の確認も重要です。