EDOF眼内レンズのvivity100 万眼インプラント
AcrySof IQ Vivity および Clareon Vivity 拡張焦点深度 (EDOF) 眼内レンズ (IOL) が世界中で 100 万眼以上のインプラントを突破したみたい。
Vivity は、世界中で最も多く埋め込まれている EDOF IOL となりますね。
Vivityは老眼矯正眼内レンズ(PCIOL)オプションとして開発されました。術後の眼鏡への依存を減らすのが一つですが、グレアなどの視覚障害が少ないことを望む今日の患者のニーズを掴むことを最大の目的としています。
Vivity はアルコンの特許取得済みの非回折波面整形 X-WAVE テクノロジーを使用しています。これは、光を分割せずに同時に引き伸ばし、シフトする光学原理としていますが、この表現はなんかおかしいです。形状がわからないので、原理も私はまだ理解できてません。できてる人いないでしょう。
当院の患者の 90% 以上がハロー、グレア、またはスターバースト自覚してません。
Vivity は、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、日本、インド、イタリア、ロシア、韓国、スペイン、英国、米国を含む 80 か国以上で利用可能です。
また、アルコンが開発したPanOptix は、2022 年初頭にインプラント数が 100 万眼を超え、世界中で最も多くインプラントされている三焦点眼内レンズとなります。
ASUCAアイクリニックでは、月2〜30眼のVivityがインプラントされておりかなりの症例実績が溜まってきており、多くのことがわかってくるタイミングです。 グレアは確かに臨床データに感じることは少なく、コントラストは良いです。しかし、近くは見えません。 近くまで見える完璧なレンズと勘違いしてる方、たくさんいるので注意です。 まあ、良いレンズだと思います😌
そのうち面白いデータを発表したいと思います😌
「野口三太朗のブログ」2024.03.13より再掲
https://ameblo.jp/noguchi-ophthalmologist/