眼内レンズ 眼内レンズ

LENTIS M plusレンティスエムプラス

基本情報

メーカー Oculentis社 (ドイツ)
種類 多焦点眼内レンズ
トーリック 記載なし

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※実臨床、自験例は臨床結果を元にした野口三太朗医師独自の情報です。

メーカー情報

構造&焦点
分節屈折型
2焦点
∞・40cm
∞・60cm
エネルギー配分
遠55%
近45%
光学ロス 5%
特徴
従来の回折型に比べて暗所での光の滲みが少なくコントラストが良い。
0.01D刻みの精度でオーダーメイドで1枚ずつ製作される。
ドイツ Oculentis社製。ドイツからの直輸入となります。
暗所ハローグレア
少ない
扇型のゴーストがでることあり
選定療養
×

分節型多焦点眼内レンズで、遠方と手元の2箇所にピントが合います。
光量のロスが5%と少なく、光量配分は遠方が55%で近方が40%になっています。 回折型に比べて暗所でのコントラスト感度が高く、見え方の質が良いのが特徴ですが、手元の見え方はやや弱いです。通常の50倍の精度でレンズを1枚づつオーダーメイドで作るため矯正精度が高く、他の多焦点眼内レンズで対応でききない乱視や強度近視の方にも適応となる場合があります。


実臨床、自験例

メリット・デメリット

●メリット
  • コントラストが高め
  • レンズ製造範囲が非常に広い
  • バイオレットフィルターも選択可能
●デメリット
  • 単眼複視、ゴーストの自覚がたまにある
  • レンズの大回旋が発生しうる
  • 像質
  • 親水性アクリル