眼内レンズ 眼内レンズ

NSP NSP-2ネックスロード

基本情報

メーカー 株式会社NIDEK (日本)
発売年 2021年
種類 単焦点眼内レンズ
トーリック あり

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※実臨床、自験例は臨床結果を元にした野口三太朗医師独自の情報です。

メーカー情報

NSP-2は株式会社NIDEKから2021年に発売された、保険適応の単焦点眼内レンズです。
NIDEK社のレンズは、眼内挿入時の開きが速くスムーズな手術に適した疎水性アクリル材料です。また、独自の材料製造方法(アクリル架橋の隙間にモノマーを入れ再架橋することにより、他物質が入りにくい)(図1)により、眼内での長期安定性やグリスニングが少ないことが期待されます。支持部形状に特徴があり眼内でのレンズの固定安定性に優れることも期待され、様々な加工の工夫も施されている日本製の製品になります(図2)。レンズの度数ラインナップは1~30Dと低度数側にも広く対応されているため、長眼軸の方にも使用できます。
レンズを挿入するインジェクターは推奨される傷口のサイズが2.0mm(強角膜)と小さく、レンズ折り畳み挙動の再現性やレンズ挿入時の押し出し感が適切化されています(図3)。

図1

図2

図3

Toric乱視用

NP-Tは株式会社ニデックから2023年に発売された、保険適応の乱視用単焦点眼内レンズです。
NSPシリーズと同様に、アンカーウイングループ特有の水晶体嚢との接触域を広くするデザイン及び嚢との摩擦力を高めるアスペリティック フィニッシュとブラスト フィニッシュを採用することで、乱視矯正に重要な嚢内での高い固定安定性が期待できます。術後の嚢内での眼内レンズ回旋を予防します。また、NSPシリーズと同様、度数ラインナップは低度数側にも広く対応されています。

実臨床、自験例

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