YP2.2Rアバンシィプリロード1P
基本情報
メーカー | 興和株式会社 (日本) |
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発売年 | 2018年 |
種類 | 単焦点眼内レンズ |
トーリック | 記載なし |
メーカー情報
YP2.2Rは、興和株式会社から2018年に発売された、保険適応の単焦点眼内レンズです。
独自の非球面設計を採用しており、長期にわたりQOVの維持に貢献し、QOLの改善に寄与する高品質の国産眼内レンズです。
- ◆優れた光学部
- 2014年に発売されたアバンシィ3Pの優れた光学部を継承し、グリスニングが起こりにくく、全周シャープエッジ構造を採用した実績のある光学部をもつ眼内レンズです。
- ◆独自の非球面設計
- 適度な球面収差を残し、偏位による網膜像の劣化への影響が少ない非球面設計を採用しています。そのため明視域が広く日常生活のQOVの改善が期待されます。
- ◆均一性の高いレンズ材料でグリスニングを抑制
- 独自のキャストモールド製法により、安定で均一性の高い材料重合を実現しました。
- ◆全パワーでほぼ一定の分光透過率
- 全てのパワーにおいて中心パワー(+20D)と同等の分光透過率を有します。
自然な見え方や明るさをもたらし、網膜光障害のリスクを軽減します。
実臨床、自験例
メリット・デメリット
●メリット
- グリスニングが起こりにくい
- 全周シャープエッジにより後発白内障抑制
- 適度な球面収差を残し、偏位による網膜像の劣化への影響が少ない非球面設計
- 正常ヒト水晶体に近似した分光透過率
●デメリット
- 度数範囲が狭い
- 多焦点モデルが無い